この日の午前中・・・
血しぶきのついたゴールドコーストでもっとも安い車をレンタルして「スプリングブルック公園」を迷走し・・・
ホテルにもどって、夜のツアーパンフレットを確認すると・・・
目的地:「スプリングブルック国立公園」
普通ならブチショックだが、困難を乗りこえたワシらには何も怖いものはなかった・・・
やっとこさ、2日目の夜の部だ・・・
「星空観測ツアー」
参加者50名以内・・・
そして、この後・・・
さらに「ありえないトラブル」が起こる・・・
こんだけのことをやらかすと、今でも話題にあがる♪
着がえることもなく、ホテルの前で迎えを待つ・・・
ハニー:「こないね・・・」
ワシ:「お前となら待つだけでも楽しいぜっ・・・」
ハニー:「さむっ!!」
ワシ:「いやいや・・・暑すぎて汗かきまくってるよ・・・レンタカーサウナやったやん(笑)」
ぐだぐだ話していると、オンボロの白バンが停まった・・・
運転手:「(日本語)○○さんですよね?」
※同じ年ぐらい
ワシ:「はい♪」
運転手:「○○旅行会社の木村と言います。」
ワシ:「じゃぁ、何か?これに乗れと??」
ハニー:「人さらいよ~・・・きゃ~~(笑)」
木村:「とりあえず乗ってください・・・(汗)」
車に乗り込む・・・
ワシ:「で・・・食事会場で合流ってわけか・・・」
木村:「いえ・・・お二人だけです」
ワシ&ハニー:「はぁあ~?」
木村:「我々の方に手違いがありまして・・・(しどろもどろ)」
ワシ:「ほんならキャンセルでいいで・・・昼に行ったし♪」
木村:「いやいや・・・お金をいただいているので」
ワシ:「ぶっちゃけ、自由時間を金で買いたいぐらいだわ(笑)」
で・・・
あらかた車の中で仲良くなった♪
別のホテルについてバイキングだったんだが、もともと50人クラスのツアーだったもんで、無駄にでかい会場なんだ・・・
ワシ:「人、いないじゃん・・・食っていいんかい??」
木村:「どうぞ♪全部、食っちゃって下さい(笑)どのくらいのお時間が必要ですか?」
・・・
ワシ:「15分♪」
木村:「15っっ!!!」
ハニー:「それはあんまりだよ・・・20分にしとこうって(笑)」
木村:「っっ!!!20分・・・速いっすね・・・実は1時間半の余裕があります・・・」
ワシ:「食事に時間をかけないのが家訓なんだ♪」
木村:「・・・・・わかりましたっ!!」
そういって彼はロビーに行った・・・
何か誇らしげにもどってきた・・・
木村:「カジノの予約をとりました!」
ワシ:「おっと・・・マジで♪使える男じゃん(笑)やる~♪」
15分で食事をすませ、カジノに向かうと・・・
スミスのようなボディーガードがワシだけ通さない・・・
スミス:「(英語)○×△★□・・・ユワっシャー!!」
なんでも破れたジーンズとタンクトップが入場規制にひっかかるんだと・・・
そこで・・・
ワシ:「木村さん・・・そのジャケットいいな♪」
その場でジャケットをはぎとり、着るワシを見てスミスは・・・
それ以上の抵抗はしなかった(爆)
そして・・・
カジノで、ここ2日間に使った金額を全て取り返した(爆)
ハニーはよくわからないくせにスロットをやっていて・・・
ハニー:「コインがいっぱい出てきたよ~♪」
ワシは煙草を吸いながらルーレットをやっていて・・・
ワシ:「赤の11番・・・よっしゃーー!!きたぁ!!!」
1000円×11倍=21000円♪
中穴をねらって一発逆転♪
木村:「普通、勝たないんすけどね・・・(笑)」
ワシ:「なんだとぅ(笑)じゃぁ、なんで連れて行ったんだ(笑)」
木村:「僕なりに必死だったんすよ(笑)」
ってな塩梅で、やはり白いバンに乗せられ・・・
ワシ:「疲れたら運転変わるから言えよ~♪」
木村:「いやいや・・・それやったら、僕は首ですから(笑)」
助手席にハニーが乗り・・・
後部座席を広々とワシが陣取る・・・
ワシ:「ってか、木村さんは、なんでこの国に住み着いたの?」
・・・・根ほり
ハニー:「本当は日本でいやなことでもあったの?」
・・・・葉ほり
ワシ:「なぁなぁ・・・オーストラリアのトリビアって何よ?」
・・・・すべて暴露させ・・・
会話は目的地スプリングブルック国立公園に到着するまで途切れなかった(笑)
目的は「星空を観測するツアー」だ・・・
車を停めて、崖にたいなとこへ・・・
木村:「光のスピードを知っていますか?」
ワシ:「よく1秒間に地球を7周半とか言うよな・・・あらゆる自然法則を無視したらな~・・・」
木村:「普通のバカップルじゃないっすね(汗)ここで『へぇ~』って言ってもらいたいんすけどね・・・やりにくっ(笑)」
ワシ:「わざわざ星空を見ようってんだ(笑)お前よか詳しいさ♪」
星空を見てみる・・・
ハニー:「きれ~☆」
ワシ:「・・・おかしいぞ・・・いつもと違うくない?」
木村:「さすが(笑)よく気づきましたね♪」
星座は・・・
逆だったんだ・・・
見慣れた星座も逆で違和感を感じる・・・
「宇宙」について本格的に調べ学習を始めるきっかけになった出来事でした♪
そして、観測施設を持つオーストラリア人の家へ・・・