あの日が「何の日」だったのかは忘れた・・・
親睦会かな・・・
なぜか最近の事のように感じる・・・
多くの事を忘れてしまったけど、忘れない事もある・・・
全体的にキレイな唄声だったが、特に低音に聴いたことのない魅力があった・・・
誰の声だろう・・・?
思わず声の主を探した・・・
純粋に唄声に惹かれて、存在を知った・・・
それまで、特に気にしたりしなかった・・・
最初に交わした言葉は覚えていない・・・
きっと、どうでもいい会話をしたんだろう・・・
「唄・・・上手だね・・・」
多分、それが最初の意味のある会話だったろう・・・
それから様々な出来事があった・・・
気を引くための無駄な行動・・・
国道34号線の「佐賀市」の看板・・・
信じてもらえなかった告白・・・
しょうもない誘い文句・・・
どこに連れていけば喜ぶか友人に相談した日々・・・
流れ星を探しにいったドライブ・・・
たどりつけなかった冬の花火大会・・・
ホテイアオイの花・・・
ピンクの車からはみ出した絨毯・・・
キャベツとコンソメのスープ・・・
真冬のタンデム・・・
100万円の指輪・・・
親友の死・・・
悠生の誕生・・・
死にかけた出来事・・・
志帆の誕生・・・
出会って14年になる・・・
あの唄声が全ての始まりだったのかな・・・
いつまでも変わらぬ愛なんて存在しない・・・
愛おしく思った記憶が新しい愛情を育てていくんだよって、今は思う・・・
歳とともに「優しさ」は形を変えていくものだと感じている・・・
形は変わっても・・・
キミの笑顔を見たくて行動している自分が、今も存在している・・・
「空元気」も「つよがり」も・・・
「度肝をぬくような突飛な行動」も・・・
その多くが大好きな人の笑顔を創るための行動なんだって時々、思ったりもする・・・
死についてはよく考える・・・
来世があるなら・・・
俺はまたあなたと巡り会いたい・・・
必死になって、あなたの笑顔を作ろうと努力したい・・・
いつも記事を読んでいる訳ではないあなたへ・・・
どんなことを考えて、今を過ごしているのか実はすごく気になるんだよ(笑)
俺は・・・
貴女に見合う男でいますか?
貴女の笑顔を今もつくっていますか?
優しいですか?
変わらぬ愛をなんて洒落たことは言い切れない・・・
あらゆる物事が変わっていく中で・・・
ただ、あなたの傍らにいたいのだと・・・
それが今の「愛してるの形」なのかもしれない・・・