「死」について

悠生が笑うとき・・・
 
とても幸せで、この笑顔を守りたいと願う。
 
志帆が笑うとき・・・
 
いつまでも、その笑顔を見ていたいと思う。
 
妻の横には一生、寄り添っていたいと考える。
 
 
 
 
でも、それが『不可能』だという事実は、幸福を感じるほどに影を落とす。
 
 
 
 
 
眠っている子どもを見て・・・
 
「明日、俺が死んだら、この子はどうなるんだろうか」
 
そんなことを考えることがある。
 
 
 
『杞憂』である・・・
 
そんなことはわかっている・・・
 
ただ・・・
 
いつ『死』を迎えるのかわからないから、考えることはある。
 
 
 
 
逆もまたしかり・・・
 
 
 
 
この子が・・・
 
明日の朝・・・
 
目覚めなかったらどうしよう・・・
 
二度と笑わなかったら・・・
 
二度とあの声を聞けなかったら・・・
 
ワシは発狂して、自分の喉にナイフを突き立てるかもしれない。
 
 
 
 
 
 
考えたくもないが、生物である限り『死』からは逃れられない・・・
 
だからこそ、愛する者には『誠実』に付き合いたい・・・
 
 
 
 
 
 
ワシは『死』をよく考える・・・
 
他のヤツがどうなのかは知らない・・・
 
ただ・・・
 
『死』を考えると、少しだけ人に優しくなれる気がする。
 
 
 
 
 
ワシは、まだ死ねない・・・
 
死にたくない・・・
 
生きたい・・・
 
そんなことを考える瞬間もある・・・
 
 
 
 
 
異常なことではない。
 
心理学上、まともなことだと思う・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
死んでも与えられる愛情はある・・・
 
生命保険の幅を広げたから、ワシが今、死んでも経済的には問題ない・・・
 
ただ・・・
 
楽しかった記憶を作ってあげたい・・・
 
消えない記憶を与えたいがために、精一杯、愛情を注いでいるのかもしれない・・・
 
 
 
『父親が何物であったかは、どうでもいい。問題は・・・記憶に残った姿だ。』
 
アメリカの作家アン・セクストン
 
 
 
 
できることなら、孫までは見たいかな・・・
 
 
 
 
俺の祖父は、37で亡くなった。
 
よく言われるが、じーちゃんに似ているんだとさ(笑)

まだまだ、俺は生きていかないとな~

な~んて・・・思うこともあるんだぜ~(笑)
 
 
 
 
 
 
『死』については、割と若いときから考えてた・・・
 
ときどき、「俺は『おかしい』のかも・・・」って思うこともあった・・・
 
 
 
 
 
違うな・・・
 
 
 
 
『生きる』ことに真面目だから『死』に正面から向き合うのだろう・・・
 
 
 
 
 
 
 
ワシは、ワシ個人の『死』は畏れない・・・
 
『死』に不随する『影響』を怖れている。
 
 
 
 
 
だから・・・
 
死ねない・・・
 
まだ、そっちには行けない・・・
 
しぶとく生きる・・・
 
こう考える人間は・・・そう簡単には死なないんだろう(笑)
 
 
 
 
 

暗い雰囲気の記事だが・・・
 
根底にあるのは『生きたい』という前向きな思考です♪

ワシは、笑って死にたいんだ~♪
 
 
 
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ちなみに、ハニーは・・・
 
あんまり考えないんだってさ(笑)